真鶴町内の中学校で出前授業をしました。もうすぐ卒業の中学3年生への授業でした。

授業では、真鶴の海の現状や課題などを他の海辺の町の取り組みも参考事例にお話して、その後、ワークショップで海を活かした取り組みを考えてもらいました。
真鶴町内でのこども向けの自然体験学習は、公立幼稚園からはじまり、小学校では毎学年、町内の海やお林などの地域の海や自然に関する授業を行わせてもらっています。
中学校では、毎年3年生のこの卒業前の授業があるだけなので、久しぶりに会うみんなの成長に感動します。
小学校での磯観察など、とてもよく覚えている子もいれば、「何の生き物いたっけ〜?」と遠い記憶の彼方に埋もれている子もいます。
授業する内に少しずつ思い出したりして、ワークショップでは、なかなかいい意見が出ていました。


班でまとめたアイディアも、上手にプレゼンしてくれました。
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後日、その時の感想を担任の先生がまとめて送ってくださいました。
みなさんが一生懸命書いてくれた感想のお手紙、無記名でしたが、誰からのかな〜と想像しながら読みました。どうもありがとうございます。


遅くなりましたが、卒業おめでとうございます。
地元の海や自然での体験は、ふだんは忘れてることが多いと思いますが、ワクワクしたり、生き物ちょっと苦手だなと思ったり、それぞれの体験ですが、地域の海のが豊かだからこそ。みなさんの中に何かしらの形で残っていくといいなと思います。
新しい生活も、楽しんでください。
