Discover Blueでは、神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業に真鶴町と採択され、町立遠藤貝類博物館と皆さんに海の生物や生態系を知っていただくイベント「海のミュージアム」を開催しています。
先日、8月18日(土)の午後、真鶴町にある横浜国立大学臨海環境センターで「海のミュージアム」プランクトン観察会を実施しました。
午前中は雷雨となり、ちょっと心配でしたが、午後からは夏らしい天気が戻りました。
海の生物やプランクトンなどについての説明後、近隣の漁港でプランクトンネットというプランクトンをとる網を使って、皆さんに実際にプランクトンを採取してもらいました。その後、横浜国立大学臨海環境センターに戻り、顕微鏡を使って観察しました。
この日は海のミジンコであるケンミジンコ(コペポーダ)が大量に採取できました。それらに混ざり、植物プランクトンや様々な動物の幼生(貝、エビ、カニ)が観察できました。ご参加いただいた小学生から大人の方まで、皆さん大興奮の時間をお過ごしいただきました。
最後に、プランクトンを中心とした海の生態系の話、そして、陸と海とのつながりや人の生活の影響を海が受けてしまうことなどについて、お話しさせていただきました。
プランクトンは数日単位でも観察できる生物が異なります。ですから、季節が違えば、全く違った生物を観察することができます。これまでにご参加いただいた方も、また是非ご参加ください。
次回のプランクトン観察会は9月30日に開催致します。
詳しくは、
http://discoverblue.org/lomanazuru.html
をご確認ください。