Discover Blueでは、神奈川県新しい公共の場づくりのためのモデル事業に真鶴町と採択され、町立遠藤貝類博物館と皆さんに海の生物や生態系を知っていただくイベント「海のミュージアム」を開催しています。
9月2日(日)に「海のミュージアム」お父さん指導者向け 磯の生物観察講習会を実施しました。
磯の生物との正しいふれあい方を指導し、環境に負荷をなるべくかけず、さらに楽しい磯遊びができるように、お父さんや子ども会等で指導にあたる方、教員の方等を対象とし、講習会を実施しました。
真鶴の海の環境と生物・生態系、磯の生物観察の意義、指導のポイントや危険予知・回避などについてのレクチャーと実際に磯で生物の観察を行いました。
今回は、転石が広がる場所で1m×1mのコドラート調査(たてよこ1mの範囲にどれだけの生物がいるか調べる)を行い、50種以上の生物が確認されました。
このような調査は、転石や岩、潮だまりなど異なる場所での比較、季節によっての比較、異なる地域での比較などが簡単に行え、小中学生の自由研究などでも簡単に行うことができます。
また、この調査のあと、観察を続けていると面白いものを発見できました。脱皮したてのオオギガニです。下記の写真の左側が脱皮殻、右が脱皮後の姿です。脱皮したてのカニはすごく柔らかくなっています。まさに、「一皮むけて、一回り大きくなる」
大人向けの磯の生物観察は、来年3月にも予定しています。詳細は後日掲載させていただきます。
9月15日(土)、16日(日)は三ツ石海岸で磯の生物調査(対象:小学校3年生〜おとな)を行います。4月に行った2日間の調査では両日ともに80種以上、合計110種以上が確認されました。ぜひご参加ください。
参加方法については下記をご覧下さい。
http://discoverblue.org/lomanazurueventresearch.html