出前授業 茅ヶ崎市立鶴が台中学校 1年生 2020年9月25日

9月25日 茅ヶ崎市立鶴が台中学校1年生に「海の授業」(出前授業)を実施しました。

鶴が台中学校では毎年、1年生は海で生物観察などの活動を行っているのですが、今年はコロナの影響でその活動がなくなり、その代わりに出前授業に伺いました。

前半は世界の海の概要や日本の周辺の海の生物多様性、茅ヶ崎の海や相模湾の特徴や生物たち、そして、海の食物連鎖や海の生態系を支えるプランクトンなどについて解説しました。また、休憩中には交代で顕微鏡でプランクトンを観察してもらいました。

この日はかわいい放散虫も

後半は、プランクトンの増殖に必要な栄養は陸から川が運んでくること、そして、川は人の営みから出てくるゴミも海に運んでしまい、海洋ゴミの話や世界的に問題になっているマイクロプラスチックのことなどを解説しました。さらに、酸性化や磯焼けなど海の直面している問題やSDGsについても説明し、海と自分たちの生活を考えてもらうきっかけになってもらえたかと思います。

プランクトンと共に観察されたマイクロプラスチック
参加者:164名(うち生徒157名)

※出前授業「海の授業」は日本財団の協力を得て実施しています。

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