Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。
9月21日(土)は、早川スクールコミュニティのみなさんと「夜のプランクトン観察会」を行いました。
夏休みのころと比べると日が落ちる時間も早まり、みなさんと集合した7時にはすっかり暗くなっていましたが、わくわくした様子で早川公民館に集まってくれました。
最初に、相模湾の環境や生物の紹介、プランクトンについてのレクチャーなどをして早川港へ移動しました。
真っ暗な港ですが、お友達どうしでプランクトンをつかまえるところを照らしてあげたり、プランクトンをつかまえてペットボトルに入れるのを手伝ったりと、みんなで協力している様子が印象的でした。
公民館に戻って、ひとりずつ顕微鏡で観察してもらいました。海の代表的なプランクトンのカイアシ類はもちろん、貝やゴカイの幼生もたくさんいましたが、当日はエビのなかまやカニの幼生、クモヒトデと思われる棘皮動物の幼生など多様な動物プランクトンを観察することができました。
自分たちの家のすぐそばの港にも、こんなにもたくさんの小さな生物が生活していることを、自分でつかまえて自分で観察することで、実感してもらうことができたと思います。
普段はなかなか意識することがないかもしれませんが、早川港を通った時、お魚を食べる時などにちょっとだけ思い出してください。
この事業は、「中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しました。