2024年7月21日(日)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。
夏本番を迎えた三ツ石海岸は、海遊びを楽しむ人も増えてきましたが、磯の潮だまりの中も、小さな魚や生物たちがさらに増えて、ますますにぎやかです。
磯観察では、網で生物をつかまえる前に、ぜひ潮だまりの中をじーっとのぞいてみてください。さまざまな小さな生き物たちを発見することができます。
縞模様が美しいイソスジエビは卵を抱えたメスや卵から孵った小さな子どもが観察できたたり、ヘビギンポは繁殖期を迎えてオスは体が黒色になっているのを見つけることができます。
今回は、黄色が鮮やかなチョウチョウウオなどの幼魚と、キタマクラの幼魚が多く見つかっていました。
また、夏休みも始まったので、自由研究のテーマとして磯観察やプランクトン観察に参加するご家族も多くいらっしゃいました。
スタッフの話を一生懸命聞いたり、生物の名前をメモしたり、写真を撮ったり、一生懸命がんばっている小中学生もいました。
今回、夏休み自由研究向けのイベントは予定していませんが、海のミュージアムは自由研究のテーマにもぴったりです。
ご希望の方は、お気軽にスタッフにお声がけください。
ご相談、ご質問お待ちしています。
ぜひご家族で海あそびを楽しみながら、宿題も終わらせちゃいましょう♪
午後はテラスで標本の観察とプランクトン観察を行いました。
プランクトン観察では、ウニの子どもが見られました。ウニも夏の初めが産卵期で、卵から孵った幼生は、しばらくの間プランクトンとして海中を漂っています。
今回見つかったのは、その中でももう少しで海底に降りて大人と同じ姿になる時期のこどもです。
次回の海のミュージアムは、8/4(日)開催予定です。
今年の海のミュージアム「磯の生物観察会・プランクトン観察会」は9月初めまでの予定です。
<今後の予定>
8/4(日)、8/18(日)、9/1(日)
※海のミュージアムは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの共催事業です。