海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2017年8月23日(水)

2017年8月23日(水)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。

ここのところ、海のミュージアムの日は曇り空が続いていたのですが、今回はやっと夏らしい青空のもとでの開催となりました。夏らしいとはいえ、気温は暑すぎるほどの真夏日でした。
その猛暑にも負けず、ご参加のみなさま、特に今回もお子様は元気いいっぱいで、たくさんの生物を見つけてくれました。体もほとんど海水につかって、海水浴のようになっている子もいましたが、足だけでも海に入れば、熱中症のリスクも低下します。

小学校へ上がる前の小さいお子様もナマコにもびっくりすることなく、好きになってくれた様子でした。

さまざまな生物が生息する磯は、幼魚(魚のこども)にとっても、成長するまでの間、天敵となる大きな魚から身を隠し、餌も豊富で、生息するには最適の場所です。
今回は、幼魚を観察したいということでご参加いただいていた方がいらっしゃり、魚類にも詳しく、逃げるのが素早いのでつかまえるのが難しいもの上手に見つけていらしたので、魚のなかまも多く観察させていただくことができました。
午後は真鶴町立遠藤貝類博物館内での「海の自然実感教室」を開催し、海の生物の実物標本を観察しながらのレクチャーや、プランクトンの顕微鏡観察を行いました。
ご参加が、午前中から参加のお魚好きで海についてもお勉強されていた方でしたので、質問にお答えしているうちに、どんどん専門的なお話になっていき、いつのまにか会場はディープな海の話で盛り上がっていました。
標本観察の様子。
プランクトン観察の様子。難しい質問もありました。
プランクトン観察では有孔虫のなかまも観察できました。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。また、ぜひ真鶴の海へ遊びにいらしてください!
次回以降の予定は、こちらからご覧いただけます。
※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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