7月19日(土)、20日(日)は、真鶴町立遠藤貝類博物館のテラスにて「まなづるの海の生物観察コーナー」を開設しました。
このコーナーでは、真鶴半島の磯の生物や海のプランクトンを展示し、図鑑や顕微鏡などを用意していますが、三ツ石海岸や博物館をおとずれるみなさんにお気軽にお立ち寄り頂いて、真鶴の海の自然のすばらしさや生物の魅力を知って頂くことができます。博物館の学芸員や、ディスカバーブルーの海の生物を専門に学んだスタッフがおりますので、生物の解説や海について気になっていることや疑問に思っていることなどについての、質問もお待ちしています。
磯の生物を実際にさわって観察できます。 |
顕微鏡ではプランクトンやその他の生物を観察します。 |
19日、20日の2日間は、三ツ石海岸の磯の生物と、プランクトンを展示しました。ナマコにクモヒトデ、ウニも4種類、その他にもさまざまな種類のカニや貝のなかまを見て頂きました。当日の人気はイロミノウミウシのなかまで、体長2cm程度のオレンジ色の体に白色のまるでミノを纏っているような姿をしています。
3匹のイロミノウミウシとクモヒトデ(左上)、コシダカウニ(中央下) |
プランクトンの観察では、フジツボの幼生やカニの幼生も観察頂きました。卵からかえった後は、写真のような姿で海の中をふわふわ漂ってプランクトンとして生活しています。
カニのゾエア幼生 |
「まなづるの海の生物観察コーナー」は夏休み期間中、下記の日時で開催します。
博物館横のテラスで開催していますので、雨の日でもお楽しみ頂けます。また、夏休みの宿題や自由研究にもおすすめです。ぜひ、お立ち寄り下さい。
【まなづるの海の生物観察コーナー(申込み不要、入場無料)】
日程:7/25(金)※、7/26(土)、7/29(火)※、7/30(水)※、8/3(日)、8/16(土)、8/17(日)、8/22(金)、8/31(日)
時間:11:00~15:30(※7/26、7/29、7/30のみ13:30~15:30)
場所:真鶴町立遠藤貝類博物館入り口横テラス(ケープ真鶴2階)
※今回のイベントは、真鶴町からの受託事業「海の学校」の一環として特定非営利活動法人ディスカバーブルーが実施しました。